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勝手に引用のことを語る

押井守監督の「勝つために見る映画」
不敗の構造を自分の仕事に作り込もう
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120614/233358/?P=1
 
どのはなしも面白かったです
でもって、じぶんにいちばん響いたのは肉体のこと

「勝つために、戦う

押井:あとはやっぱり自分の肉体的なもの。10年ぐらい前から「あ、だいぶ衰えてる」と感じてます。60歳ですからね。
 それで空手も始めたわけですけど。なぜかといえば、自分の肉体とも戦わなきゃいけない年なんです。戦うと言っても若さを保つためじゃなくて、自分の体といかに付き合うのかという部分です。

なるほど。

押井:これもいろんな戦い方があって、この間はやりすぎて大失敗してうちの姉に怒られました(笑)。実はもっと筋肉を付けようと思って肉体改造の快感に目覚めちゃって、よせばいいのにジムまで行ってガチャガチャ始めちゃったんです。そしたら逆に体を痛めちゃった。僕の姉は舞踏家なんですけど、彼女は30年来自分の体と格闘してきていて「体というのはお前が考えてるような甘いものじゃないんだ」と。要するに達成感を求めて体を鍛えているうちはダメなんです。空手の先生にも「機械を使うな」と怒られました。「自分の体でできることだけをやりなさい」と。

達成感を勝利条件にしたら敗北しちゃったんですね。

押井:というように、僕も相変わらずジタバタと試行錯誤してるんですよ。だから僕のなかで、明快に勝つということの内実があると誤解してもらっては困るんです。」
 
なんでしょう、肉体改造に目覚めるとダメになるっていうのはこう、さいきんしみじみ考えてることで、
じぶんも整体師(じゃなくて筋骨調整法師)さんに、「ちゃんとしたスポーツクラブでプログラムくんでやらないかぎり、変にじぶんで運動しちゃ駄目、やりすぎてからだ壊すから!」て云われてて、これ、ひとにもよるんだろうと容易に想像できるけど根詰めてなにかやるひとは勝手にやらすとダメだよね、変にマゾでサドだからw みたいな
敗北の甘さのはなしもあるけど、のめりこむこと自体、征服欲の欲望みたいなのを知ってるから、または淫するってことの愉楽がある
  
戦略について考えなさいってアドバイスうけてて、
日々考えてるつもりですが、つもり、なのかなあ? ちゃんと考えて練れてるからしら?
そんなことも含めておすすめです