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日本家屋らヴ~のことを語る

おおっ!
両親の仲人をしてくださったのが養蚕農家のかただそうで、家が二軒あって、いっこが人間が住むうちで、もいっこが「御蚕様」のお住まいになるおうちだったそうです、と教わりました
 
養蚕農家
http://www.jomo-news.co.jp/rensai/watashi/kiji/473.htm 
http://blogs.yahoo.co.jp/char0115/17855947.html
 
小学生のときひとりで電車に乗って水戸までいき、そこからディーゼル車だったかに乗り継ぎ、さらに、一日数本しか走らないバスに乗って出かけた父方の祖母の家にとまった「帰り」のことでした
夕暮れに羽黒蜻蛉がぱたぱたとび、窓をあけているとオニヤンマ銀ヤンマがはいってくる、人里離れたという形容の似合うようなところです
伯父の車にのって通りすぎた一瞬のことなのでやぐらとかにまるで気づかなかったです、当時は格別の興味もありませんでした
とはいえ「家いっこ別におかいこさん!」のインパクトは大きくて、忘れられません
いま思うと、ちゃんと見ておかなくてもったいなかったなあと 
ちなみに、勤めていたときは「お、と、さま、がつくのは御殿様とか御姫様とかだけ、御蚕様、おかいこさん、と呼ぶのよ」とならいました、絹はそのくらい大切にされたもの、なのですよね