録画してあったクラシック倶楽部を聴いて。
ピアニストの賀集裕子はエリザベート王妃国際音楽コンクールの本戦に進み結果10位となったが、まさか本戦に残るとは思ってなくて、一度も弾いたことのないベートーベンのピアノ協奏曲第4番を本戦での演奏曲として提出していた。
そして困った。そこで助けてくれたのがやはり出場していた7歳年下のアシュケナージで、彼はオーケストラパートをつきあってピアノで弾いてくれたのであった。(一度だけだそうだけど、それでなんとかなるのがすごい。) 「記念受験」の気持ちだったのだろうけどなんともパンクな。
かくして優勝したのはアシュケナージだったということで、彼はまた漢であるな。