何年か前に池波正太郎の作品にまつわる料理に関する特番があって、そこに当時東大にいたロバート・キャンベル教授が出演して池波作品や江戸に関することを紹介していたのですが機知に富んだ会話が面白く、つい手を止めて見いっちまってました。以降、キャンベル先生に興味を持ってHPを見つけてブログを読んでもいました。
12日に更新されてて与党議員の同性愛は趣味との発言について批判してて同性のパートナーがいることもさらっと書かれていました。で、15日には毎日東京版にも記事が出ていて、でもって、キャンベル先生のそれらの言葉でいちばん腑に落ちたのは「(性的指向が)自分の中に通底する芯みたいなもの」という言葉です。
自己とはなんなのか、というと答えは難しいのですが、でもたしかに「自分の中に通底する芯」のひとつとして同性とつきあってきた・つきあっていることが、良い面や悪い面も含めいま現在のおのれをを形成しているよなあ、とキャンベル先生の言葉で改めて思い知らされた気が。
自分(id:gustav5)のことを語る
