税金という公的資金を投入するかどうかという社会的決定の文脈の中で「LGBTの人たちについて彼ら彼女らは子どもを作らないので生産性がない」という趣旨の与党議員の発言に関しまだ論争が続いていることを知ったのですが、それらの発言や擁護は別に自由なんだけど(この国はどんな思想であろうと発言は自由であるべきです)、国家が性に介入したり、生存する人を「生産性の有無」であるとか「子を産む産まない」といった理由で本来平等であるべき人を二分し、政策面で意図的に行政の費用支出に関して差をつけるのは、よしておいた方が絶対良いことのひとつです。
私がLGBTに属するからというわけではなく社会全体のためにという理由で生命を二分して優劣をつけて異なる措置をしてろくなことにならなかったことを知っているドイツ史を齧ったものとして、繰り返し書くけどいわゆる杉田発言や擁護する意見を軽蔑しています。
とりあえずそれが書きたいためだけに顔を出しました。ではでは。
自分(id:gustav5)のことを語る
