【両国編】
28日にはバックステージツアーがあったので、それに参加しました。
土俵では甲山親方(元大碇)が懇切丁寧に説明してくださってました。いまある土俵は1月場所のもので、5月場所の前にまた作り変えます。ちなみに高さは60cmくらい。土は今は川越のもの。新たに土俵を作る際には土俵祭り(初日の前日)というのをするのですが、その際に土俵の中央に穴を開け、塩、昆布、するめ、栗、洗米、かやの実などの縁起物が沈め祝詞をあげ、場所中の安全や五穀豊穣を祈念し、千秋楽のあとに取り出して灰にするのだとか。
この甲山親方、かなりくだけた親方で「ビール瓶がありますが相撲ではビール瓶は弟子殴るためにあるわけではありませんで徳俵を叩くためのものです」とぼそりと説明がありました。笑っていいとこだかどうかわからず。
清めの塩と力水入れ。塩は15日間で600キロほど必要とのこと。
力水は清めの水なので、口をゆすぐだけなのですが、どうしてるんだろうと思ったら、専用の吐き口がありました。国技館の場合は下水と直結し、巡業の場合は仮設のタンクに貯めておくそうです。長年の疑問が氷解。
一人ブラタモリのことを語る