これは ずいぶん前にエッセイで読んだことであって 専門書などで読んだわけではなく (そのエッセイの筆者はもしかしたら専門書的なものから情報を仕入れたということだったのかもしれませんが 筆者のネタ元までは覚えてません) そのため、信憑性という点は保証できないのですが。
そのエッセイの筆者が何かしらで知った説によると、猫が狩りで獲ったネズミなどの獲物を飼い主のもとに持ってくるのは、こんなの獲ったよという報告ではなくて、食べさせるつもりである、という見方があるとのこと。《猫 養い親説》ということで、猫は飼い主のことを養っているつもりである、と (もしそうなら、せっかくの獲物を食べようとしない我々を見て 猫はどう思っているのだろうか、と筆者は書いてました懐かしいな)。
あくまでも、そのエッセイの筆者が何かしらで知ったという説のひとつですし、それも けっこう前のエッセイなので、もし こういう説がその頃実際あったとしても その後 新説が出てきたやも知れませんし、なので 絶対そうだ、とは言い切れないのですが (なにしろ、猫のほうも はっきり言ってくれないし……)。
もし この説の通りなら、ああ、気にかけてくれてるんだ、みたいな気分に……