【私見ですが】高品質ホラー映画について語る ( 現在ホラー祭りを開催されているハイカーさんに捧ぐ)
悪魔祓い系:
エクソシスト→ウィリアム・フリードキン監督作である第1作は、悪魔祓い映画の金字塔であり、もはや別格 (続編や関連作に関しては、見ていないもの多数なので触れませんが)。
オーメン→6月6日6時生まれの悪魔の子ダミアンが活躍。オリジナル版は、なんとグレゴリー・ペック(ローマの休日)出演。リメイク版もあるよ!(続編は見たことありません)
エミリー・ローズ→近年の悪魔祓い映画の中でも抜きん出た作品。私はこれによってスコット・デリクソン(ドクター・ストレンジなど)に注目し始めた。
死霊館シリーズ→ジェームズ・ワンのホラー監督としての卓越した手腕がいかんなく発揮された傑作ホラー。続編ではさらにパワーアップ、ホラーとしての質の高さと人物描写を両立している。スピンオフ(←ジェームズ・ワンは監督してない)も、人形ホラーアナベルだけでなく 死霊館ユニバースが今後どんどん展開されるので、見て損はなし!
心霊系:
インシディアスシリーズ→これも、若きホラーマスター ジェームズ・ワンの作品(3作目だけは、監督の盟友であり脚本家・俳優のリー・ワネルが監督してますが見ていません。ここ大阪では上映されなかったから……!)。つまり、品質保証つき。
フッテージ→エミリー・ローズのスコット・デリクソンが、またもやホラー監督としての才能を発揮した良作。イーサン・ホーク主演ホラーという点でも貴重 (パージ1作目にも主演してるけど、あっちは心霊系じゃないので……)。なかなかに おどろおどろしくて、ホラー感を存分に味わえる。
ニューヨーク心霊捜査官→これもスコット・デリクソン作品。タイトルに心霊って入ってるけど神父さん出てくるし悪魔祓い系……? いやそんなことより、ここまで見てくると、ジェームズ・ワンと並んで スコット・デリクソンのホラーの才能すげーな! ってなる。
心霊ドクターと消された記憶→エイドリアン・ブロディ主演。過去のいまわしい記憶をたどるミステリー的な作品か? と思いきや、いや、ホラーだ! となって、ホラーファンを喜ばせる作品。
ことあるごとに何度も書いていることなのですが、私の中で、抜きん出た才能を持つ若手ホラー監督の双璧といえば、ジェームズ・ワンとスコット・デリクソンです ( フェデ・アルバレスも結構きてますが、リメイク版死霊のはらわたとかはグロ度高めなので、今開催されているホラー祭りの趣旨には合わないかと。アルバレス作品は、ホラーとしてはいいと思うけど悪魔祓いとか心霊系がないのよな〜 )。