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まるこめのことを語る

今、またぼんやりと大学生の時のことを思い出すことが。
振り返ると楽しかった思い出もあるけど、やり残したこともたくさんあって、お金があるが時間がない今の身分では、困難なことが、あの時はできたと思うと、やはり残念である。
もっと本読んで見識を広めたかったし、もっとお絵かきして納得いくものを描きたかった。もっと自転車で遠くへ行ってみたかったし、もっと旅行とかしたかった。
でも、それは結果としてこの現在からの射程であのころを振り返ったときに見える世界だと思う。
その時は自分のその時やりたいことを最大限やっていたと思う。
ママチャリで箱根の山を登ってる自分が100%じゃないなんて嘘だ。
卒業間近でロンドン・パリへ行った時も、財布盗まれてどうしたらいいか涙目で国際電話かけた自分は必死だったはず。
後悔は過ぎたことに対してしかできない。ふつうならそれを悪く思う。だが、その後悔、それは今の自分にしかできない。必死にやった結果あった過去。その変えられない過去を現在の自分が100%出し切った自分だと言えないのは不幸だ。あの日あの時あの場所で、違う判断をした自分もいるかもしれない。しかし、それは今から見た過去の自分であり、過去、その時現在の自分とは違う。今の自分は、その日その時その場所にいた自分1人しかいないのだ。
その1人が幸せじゃないなら、自分の人生、損してる。できるなら損なんてしたくない。
幸せでありたいなら、後悔は幸せだからできるものだと思い、後悔しよう。
反省はしている。後悔もしている。でも、私は幸せだった。