『悪霊』1〜3 ドストエフスキー(著) 亀山郁夫(訳) 光文社古典新訳文庫 内ゲバ事件としての粗筋だけ追うなら、起起起起起起起起承転結、でした。もしかしたら、ドストエフスキーはラブストーリー耐性がある人じゃないと読めないんじゃないかな(今ごろ)。 皮肉なことに、スタヴローギンに感応する人は多かろうな。彼のようなイケメンで高学歴で金持ちでなくても。 あと、ドストエフスキーのすごい憎悪で、かえってツルゲーネフへの興味が湧いてきた。