『遠い水平線』アントニオ・タブッキ(著) 須賀敦子(訳) 白水社 頭の中で映像化された。特にラスト。でもそれも、わたしが見出したいものを見るに過ぎないのだろうけど。 大学時代、卒論をどう書けばいいかわからないと言った友人に、「なぜこの資料とこの資料がつながると思うのか、自分自身がそのつなぎ目だと説明すればいいんじゃないか」と答えたことを思い出した。