『太陽黒点』山田風太郎(著) 角川文庫 犯人はすぐにわかるけど、どこにどう転がっていくのかがわからなかった。 犯人の気持ちがわかると言ってはいけないのだろうけど、それでもわかる、気がする。ごく初めのほう、教授の言葉に腹がたった。今この言葉に腹がたつ人は、少なくないはず。 ならば、それはわかるきっかけになるはずだ。 誰カガ罰セラレネバナラヌ