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ホリィ(新人)のことを語る

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越前朝倉殿に子息十二人あり。金吾は十二番目也。四番目を小太郎といひ、五番目を五郎と云ふ。五人張(ごにんばり)をひかれし強弓(つよゆみ)なり。或時兄弟寄合(よりあひ)給ひ、雙方の侍衆(さぶらふしゆ)相撲(すまふ)をとるに、小太郎方勝ちぬ。小太郎弟にむかひ、「參(まゐ)りた參りたの」と名乘られし。五郎無念に思はれ、近々とより、一刀(たう)に小太郎を切殺されし。小太郎女房尼になりて後、遺恨やまず、人數(にんじゆ)を催し、五郎の館(たち)へ押寄せ、遂に國に置かれざりし時、
  「越前にものきれ二ついで來たりあまくにたちに五郎入道(にふだう)」
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これは朝倉孫五郎(景総、後の元景)が小太郎教景(後の宗滴の兄、宗滴と全く同名でややこしい)を相撲場で殺害したという話のようですが、それぞれの家臣で相撲を取って、負けた景総方への小太郎の態度に怒ってぶっ殺したとなってますね。
あと、兄の景総が庶子であったために弟小太郎の下座に据えられたのが遺恨の元とされてますが、ここでは兄弟順が逆になってます。

入れ替わり立ち替わりの戦乱の最中に、こういう歌や落書を残してくれる京雀たちには感謝です。