http://h.hatena.ne.jp/alf88/81808337510948631
水神様といえば、『KISSO』に海津市歴史民俗資料館の学芸員の方による「治水神・禹王崇拝の広がり」という記事がありました。
夏王朝の始祖で中国でも治水の神として祀られている禹王ですが、日本でも13世紀頃に鴨川河畔に建てられたと伝わる夏禹廟を最古として、儒学思想が浸透した近世以降、各地に禹王になぞらえた治水顕彰碑が建てられ、特に利根川水系、木曽三川流域、それに淀川水系で多く見られるそうです。
高須藩では、4代藩主の松平義敏が城下町を養老山地の麓に移す計画を立てたものの、財政難により6代義裕の時に中止となり、10代義建は天保9年に藩主自らが禹王の木像を彫って城下の寺院に、四幅の禹王掛け軸を城下の四辺に当たる村に下賜して祀らせたそうで、現在でも、堤防上にあった灯明を「禹王さん」と呼んでお祭りしている地域があるとか。
阪神での水神といえば武庫川流域に素盞嗚神社(旧牛頭天王社)がたくさんありますが、禹王信仰は聞いたことがありません。
