設楽原歴史資料館ではこれを買いました。
「設楽原をまもる会」の研究成果がまとめられた『設楽原戦場考』です。

合戦ではなく古戦場の遺跡の研究という馴染みのない内容ですが、たとえば山縣甚太郎昌次の墓について『藷山随筆』からの引用
甚太郎の墓は高坂助宣の墓と背中合わせの形に御座候。石塔は尺三四寸の野面石に左のようなる書付有之候。
山縣甚太郎昌次
従士名取又左ェ門道忠 之墓
(新間原の中で峯田吉ヱ門持山胴切松の根元)
こんな感じの戦跡を巡った古記録と、諸軍記や伝承を元に人物や遺跡がどのように確定されるのか、その一端が伝わる大変面白い本です。
全200ページ弱で地図も付いてたったの1000円、素晴らしい。

この口絵にはやられました…。
またこの本を繰り返し読んでから、涼しい季節に再訪したいです。