企画展の方ですが、尼子ファンの僕はプロローグの言葉にガチっと心を掴まれてしまいました。

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出雲の人々にとって戦国大名尼子氏は身近で偉大な存在であった。清貞・経久時代の急速な勃興、そして晴久末期から義久期の急速な衰退、勝久や山中幸盛らの尼子再興への執念は、今日でも、多くの人々の心に刻まれている。偉大であるがうえにも偉大であってほしいという地域の人々の願いは、富田城絵図や絵画にも顕著に現れている。尼子氏が、出雲の人々にこれほどまでの共感を呼んだのはなぜであろうか。
以上、図録より引用
残念ながら時間の都合があったため、後で図録で読めるであろう解説文は流し読み、書状や安堵状といった文書も読めないので流し見、専ら絵図・画像と鎧兜の類をじっくり見て帰ろうという感じで、隅から隅まで充分に見ることはできませんでしたが…。
印象に残っているのは、江戸時代に描かれた月山富田城図(想像図)の堂々とした姿、それに尼子経久所用と伝わる備前長船の太刀です。
太刀は乃木神社から東京国立博物館へ寄託されたものだそうですが、「備前国住長船次郎左衛門尉勝光小次郎兵衛尉治光一期一腰作之 佐々木伊予守」との銘がありました。
乃木大将を輩出した乃木氏は出雲国能義郡を本貫とする宇多源氏佐々木氏族で、義久とともに毛利氏に降った尼子の旧臣ということで、本物だったら嬉しいですね。
