渡邊大門「戦国誕生 中世日本が終演するとき」一巡目の感想

足利義政の誕生から明応の政変まで、天皇・将軍・守護の視点から、朝廷権威の衰退と幕府権力の崩壊が加速していく流れを分かりやすくまとめられてます。
内容はここ最近の研究をまとめたもので、独自性は薄い感じですが、この時期に760円の新書で刊行されたのはまさに俺得。
尼子氏への興味から時代を遡って、両細川の乱~細川京兆家専制あたりで畠山や大内との関わりがよく分からなかったのが、応仁・文明の乱前後の流れを追ってだいぶスッキリした感じ。
要は応仁・文明の乱というのは将軍継嗣問題以上に、各地の守護や守護代の後継者問題やら先代の遺恨やらの火種が連鎖的に炎上して、敵の敵は味方式に東西に色分けされただけの話なのかなと。
ホリィ(新人)のことを語る
