あと、「ゲイに寝とられた元彼」の事を「女にされた」って言うの、例えその元彼がセックスで挿入される側だったとしても違和感があるんだよねー。
ちょうど、金曜の夜に、ビアンがやってるブリトー屋でブリトー食いながら、「ミスター・エンジェル」見たよって話からの流れで
「タチとかネコとかってガチガチにこだわるようなもんじゃないよねー」
「日本の場合、ノンケのセックスがあまりにも男女別の役割に固定されすぎてる(ってことになってる)から、その頭のままゲイやビアンを見るとタチネコ概念抜きには考えらんなくなるんじゃね?」
みたいな話をしてたとこだったりもするんだけど。
バック・エンジェルは男とも女ともそれ以外の人とも挿入される側でセックスしてるけど、男だって自覚は揺らがないって言ってるしなあ。
まあ、性別二元論があまりにも強い社会だと、LGBT当事者であっても、そっから離れて物事を考えるのは難しいってのは分かりますけど。
「バック・エンジェル」上映後のトークでも、杉山文野さんとかSECRET GUYZ(三人組FtMアイドルユニット)とか、映画の内容については「衝撃的でした」とか「我が道を行く強さには感動した」くらいしか言えてなくて、
ああみんなFtMではあってもバリバリのノンケぽいもんなあ、仕方ないのかもなあ、とか思ったもんです。
