【タイバニ話】
英語圏っつーか欧米圏の人の、「人名(自分の名前)」
に対する感覚がどうなのかよく知らんのでアレなんですが。
人生のうちで一番輝かしい(とよく言われてる)20年間を、
両親を殺した犯人への復讐にまるっと費やしちゃって、
さらに「これからは親代わりをしてくれた人への恩返しを…」
みたいな事まで言っちゃう奴の名前が、
自分の父親の名前に「…の息子」って付けただけの名前だ、
ってのは実に暗示的というか示唆的というか、だなあと思う訳です。
で、そいつが(恐らく)生まれて初めて心からの親しみを覚えた相手は、
そいつの事を「…の息子」って名前とは違う、別の名前で呼ぶ、っていう。
しかもその「新しい名前」は当初、
愛情とか信頼とかからではまったくなく、
ただ、生意気で頑ななガキをちょっとおちょくってやろうと、
そんなふざけた理由でつけられた「渾名」だ、
っていうのがまた、こう、
ほへーっとため息をつきたくなる感じだと思うのです。
救済って案外そんなもんなんじゃないかな、
助かりたいとも助けたいとも思ってないのに、
何の偶然だか知らんけど、
そうなっちゃうもんだったりするんじゃないかな、と。
