この件に関して思うこと、というか、
俺がタイバニ見てて思い出した話が2つあるんですが。
一つは。
俺の知人で、商業誌でBL小説を書くことを一時期生業にしていた奴がいるのです。
今は筆を折って(BLに限らず小説を書くことを止めてしまった)、全然別の仕事をしてるんですが、
彼女がある時ある集まりで、駆け出しの小説家(ジャンルはミステリだったかラノベだったか…)に、
ぶっちゃけた表現で言うなら「BLジャンルではない作品でも、腐女子にウケる作品ってありますよね。そういう層に有効なアピールの仕方とかって何かあるんでしょうか?」
みたいな事を聞かれたのだそうです。
で、彼女が何て答えたのかと言うと、
「特別に『そういうファン層』を想定して、その人たちの為に何か特別なことを書く必要はないし、そういう事をするとむしろ彼女たちは引いてしまうと思う。
あなたはただ、作中の男性キャラ同士の関係性を、
自分の感性に照らし合わせて、作り事臭かったり無理があるように感じない程度に、ただし丁寧に細やかに書けばいいと思う。
そうすれば、そこに何かを感じて惹かれるファンは男女問わず居る筈だ」と。
それ聞いた相手(ちなみに男性だったとか)は、分かったような分からないような、という表情をしてたらしいのですが、
彼女からその話を聞かされた俺は、なんとなく納得した、腑に落ちた気分になったのです。
で、タイバニ見てて、
ああ、この作品ってまさにそういう事をやってのけてしまったんだろうなあ、と。
