id:spectre_55 は
自分(id:spectre_55)のことを語る

【意味もなく長いです】【いただきました】
 
米を食わない人間だから、という訳でもないのだが、昨日の夕飯には、乾麺のうどんを茹でた。
つけ汁は関東風、というか、群馬の実家で食べてたのに準じた味付け。
 
干椎茸と昆布と鰹節で取った出汁に、
出汁取った後の椎茸の薄切りと、人参の千切りを入れて、
醤油と酒と味醂、あと市販のつゆの素を少しだけ入れた、黒い色で少し甘辛いつゆである。
(ちなみに、実家では大抵、うどんを打つ時は蕎麦も打って、同じつゆで同じように食べていた)
 
で、温かいままのつゆに、茹でて水に晒した冷たいうどんをつけて食べるんだけど、
その時、長葱や茗荷の小口切り、大葉の千切りや、
七味唐辛子といった薬味と並んで欠かせないのが、「かて」で、
母親が父親に手打ちうどんをリクエストされて
「うどんがいいんかい。粉はあるけど、『かて』が無いんさ」
とかいう台詞を吐いて困っているのを、俺は何度か目にしたことがある。
 
「かて」とは、他地方の人には耳慣れない言葉かも知れない。
漢字で書くと「糧」になるのだそうだが、季節の野菜を茹でたものを
うどんに添えて、一緒につけ汁につけて食べる、その茹で野菜のことだ。
使われる野菜は、夏ならばいんげんや茄子だったりもしたが、
冬から今くらいの時期に使われるのは、もっぱら青菜、特にほうれん草や、かき菜。
 
……俺はこの、「かて」をうどんの汁につけて食べる、というのが好きなのです。
特に、今の時期の、霜を浴びて甘くなったほうれん草に、
出汁のきいた醤油味のつゆを吸わせて食べるのは最高だと思う。