id:spectre_55 は
自分(id:spectre_55)のことを語る

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090913/1252836093や
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090915082832のブクマ※に書いた、
「化粧&女装した自分の姿に耐えられなくなった」時のことはよく憶えている。

子供のころからスカートを履きたがらず、
女性がするようなおしゃれや化粧にもほとんど興味がなかった俺だけれど、
大学出て就職するに当たって、「俺もとりあえず『女』やらなきゃならんよなー」
と思って、職場だけでなく私服でもスカート履いたり、
化粧をしたり(技術の巧拙はともかく)して過ごしていた時期があったのだ。

しかしある日。どこかのデパートに出かけて、
壁に貼られた大きな鏡に映った自分の姿を何気なく見た時。
PAGE BOY のシンプルなワンピースを着て薄化粧をした自分の姿が、
俺にはとてもとてもグロテスクで気持ちが悪いものにしか見えなかった。

その時の俺はまだ20代全般だったし、今よりもかなり痩せていたから、
顔立ちの不細工さは如何ともし難いにしても、
傍目には「普通の不細工」レベルだったんだと思うし、実際にも、
ジーンズにTシャツで化粧せずに出かけるよりも、
女装して化粧して出かけた時のほうが、なんとなく世間が優しい感じはあった。
(ちなみに痴漢や露出狂に遭った時はいずれも「非女装」だった)
が、一度気持ちが悪いと思ってしまったものは何をどうしても気持ち悪いし、
「気持悪くて仕方ない上体なのに、そんな状態の方が世間は優しい」ことは、
自分の違和感に拍車をかけるばかりだった。

そしてふと俺は気がついた。そもそも俺は、「女装した女性」の外見を、
心から可愛いもの、望ましいものと思ったことが一度もない。
自分が好きでもない、望ましいとも思っていないものになろうとしても、無駄じゃね?

そうして俺は女装も化粧もやめてしまった。
けれども、「女の格好をしよう」と思っていたときよりも今の方が、
実は洋服見るのが楽しかったりするんだよな。
体型的な問題と経済的な問題で、大したお洒落はできないのは前から変わらんけれど。