怪我や病気で苦しんでいる人が、
あまりの苦しみにのたうち回ったり暴れたりして、
「病苦の結果として」「故意にではなく」、
物を壊したり周囲の人に負傷を負わせる事例が稀にあるように、
性的少数者を始めとするあらゆるマイノリティ(性暴力被害者もそうだ)が、
困難な状況下で生き延びるための「サバイバル」の過程で、
「結果として」他者に対して暴力的、としか形容できないような、
困った振る舞いをやらかすこと…は、あり得ると思う。
その場合、暴力の根本的な原因はそれを振るった個人ではなく、
「サバイバル」と形容されるような困難な生をマイノリティに強いる状況なり、
それを作り出しているマジョリティの側の差別意識にあることは間違いない。
しかし、だからと言って、マイノリティがその種の暴力を振るい、
それによって(マジョリティマイノリティの別を問わず)他者を傷つけ、
あるいは疲弊させたにも関わらず、暴力を振るったマイノリティが、
自分が暴力を振るうことを合理化するならば、
彼/彼女を庇い立てする必然性は俺の中にはない。
悲しいことだ、とは思うだろうが。
……かのチェ・ゲバラは処刑される時、
自分に銃口を向ける兵士に「ちゃんと狙って撃て」と言ったそうだね。
自分(id:spectre_55)のことを語る
