昨日見た「おみおくりの作法」
ネタバレ全開のちょっとした感想。
主人公のジョン・メイは孤独死した人の遺族や知り合いを探しだし、葬儀や遺骨をひきとって頂く仕事をしているのだけど、何も手がかりがつかめなかった人の写真を自分の作ったアルバムに丁寧に仕舞っているような人で、この作業を見てるだけで、もし私が孤独死したら、ジョン・メイに弔ってもらいたい!と思ったほど。お仕事だけではなく、彼のライフワークであり、天職なのだろう。
仕事のひとつひとつが丁寧で、丁寧すぎるから時間もお金もかかりそれが元で仕事を失ってしまうのだけど、最後の仕事だけはどうしてもやり遂げたかったのだろうなぁ。結果的にはたくさんの人が集まって、最後の仕事は彼の努力が報われたのだけど・・・
お話はただ悲しいとかだけじゃなくて、保冷車の思わぬ落し物を食べてみたり、海岸にあるお店から魚をもらって困惑しながらも料理して失敗して、結局いつものあんまりおいしくなさそうなディナーになってみたり、辛そうなお酒を浮浪者と飲んでみたり。真面目な性格のジョンメイだからこそ、クスっと笑えるエピソードがあってそれが妙にかわいいんです。なかなか個性的な顔立ちの俳優さんですが、なんだか彼の他の作品も見たくなったなぁ。
私ごとですが、2ヶ月前に伯母が亡くなった時、いわゆる「家族葬」でして。ひっそり行われたのですが、それでも血縁者に見送られた伯母は幸せな方なのだなぁと映画を見て感じました。
今週の金曜日まで上映してるんだけど、できたらもう1回スクリーンで見たい。上映期間が短すぎる~。
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