マシュー・ボーン振り付けの「SWAN LAKE」見てる。何度も見るたびに、なものがうまく組み合わさった傑作だと思う。
・ゲイへの下世話な視線
・王室への下世話な視線
・均質化しない/できない者への視線
こういう観客の中にある無意識の部分をどんどん突いてくる上、息子が死んで初めて、息子の求めていた母としての抱擁を与えることができた母、という親子関係の報われなさという、大抵の人が切なく感じるであろうポイントを最後に突き付けてくるし。
しかし、なんといってもチャイコフスキーのこの楽曲群の使い減りのしなさ加減がいちばん凄いと思う。それをもともとのクラシックな、人間の王子と白鳥の姫の物語から取り外して、この物語にしてしまったマシュー・ボーンもやっぱり凄い。
