ハッピーエンドより悲劇を求める心性について考えてる(泣ける話じゃなくてね。うちひしがれるような話)。「自分はここまで悲惨な境遇にいない」と思いたくて悲劇を読む人はあまりいない気がする。「それでも生きている」あるいは「生きていかねば」という登場人物の姿勢にあやかりたい気持ちからか。