浅田さんの「出来ない」という劣等感を思う。
インタビュー等々観る限り、要領がいいタイプには思えないし、才能はお姉ちゃんの方が、と過去の指導者達は口を揃えて言う訳だし、頑固だろうし、かたくなだろうし。
その頑固さとかたくなさで、「自分の価値はジャンプ」と思い続けていたんだとしたら、そこに有るのは、向上心であるとかこだわりであるとか言うよりも、劣等感でしかない、と思う。失礼を承知で言いますけれど、ああ、なんと哀しい。
確かに、もしかしてこの人、本気で自分の価値は高難度ジャンプを跳べる事にしかないと思ってるんじゃなかろーか、ということは、私も、バンクーバあたりから思ってきたのだけども、そうは簡単に行かないとしても、前に進む兆しが見えているのはファンとして素直に嬉しい。
「信夫先生って凄いんです。たくさん経験があって、全てを教えてくれる。それで本をいつも読んでいて、あれだけ経験が有るのに、更に知識を得ようとしてるなんて!だから私も本には苦手意識が会ったんですけど今は読むようにしてるんです」
ていう言葉で、既に泣いたからね。
本を読むようになった、と言うエピソードの後に「新しい考え、知識を知りたいのだと言う」が、とにかく嬉しくてねえ。
3月のライオンで、先生が桐山君に「お前が周りを頼らないと誰もお前を頼れない」的なことをいうじゃない?
だから頼れ、的な事。頼る相手は、親じゃダメで、というか、第三者が好ましいと思うんだけど
そういう指導者が近くにやってきて、頼りなさい、ってやってくれて、それを信じられるようになったって、凄い……凄い、成長じゃない?
