id:skbn は
せきららこのことを語る

実際、岳も食堂カタツムリも、長々とつまんなかった、って書いてるんだよね。
笑える、と言う余裕すらない、そう言うレベルに達していないとおもっちゃうからつまんなかった、んだよね。たぶん。

原作にある程度思い入れが有る漫画や物語の映像化は、それぞれの頭の中にキャラクターが生きているから、難しい、と思うんだけど、一番つまらない、と思ってしまう原因は制作者との勘所の違い。その間どころの違いに寄って、こっちに新たな見方が加わるなら大歓迎なんだけど、やっぱり大抵は、読み込んでなくない!?って思っちゃうんだよ。こっちはさー、ファンだから。読み込んじゃってるからさー。

例えば大奥。よしながふみの。
キャストは好きなのよね。
水野がやれるのは二宮和也しかいないって気がするし、吉宗を柴咲コウ、っていうのもあー、わかる、と思う。

思うんだけど、美術みて、あの美術がありって言う演出をする監督、と言う事を考えるとつまんないんじゃないかな、って思っちゃうの。

だってさあ。見た?私は予告編(か、直前番組)で見た!

「なんとまあ、ばかばかしいほどに着飾った男どもだ」
と吉宗は言う。吉宗のその台詞は彼女のキャラクターと、その世界を象徴する大事な台詞。
なのに画面で見るその世界は凄く安くて、貧相。そして色使いが地味。

煌びやかさも足りないと思ったしそもそもセットがちゃちいなー、って普通に思ったよ。

前に、これをどこかで言ったら
「吉宗の時代は質素倹約の話だから、質素にしてるらしいよ」って教えてもらったんだけど、だとしたら余計酷い。吉宗が質素倹約に舵を切る理由となるべき画面がすごい暗いんだよ。
映像の情報量って凄いじゃん。布の質まで見せたりするじゃん。
それこそ、漫画には出来ない事で、キャラクターの造形や世界観を表現するのに、それが有効に働く場面で、そこに圧倒的な力を込められないなら、映像化に何の意味が有るって言うの。