id:skbn は
せきららこのことを語る

[じゅんとあい]

相変わらずの流し見だったのだが、純が、海岸で愛に電話するシーンでは涙が止まらなかった。あーもう。こういうの、見せられそうだったから嫌だったんだよ。

家族全員が、父親にプチ不満とプチ鬱憤を抱える中
その父親にはむかって、現状を打開してくれそうな純に、全員が潜在的に期待をかけてる。そしてそれは、純に伝わってる。特に母親は純に依存しきっており、純に対して味方面。純も、間に立つ母が、なんだかんだと「話せる」もんだから、心情的に、母を助ける、と言う気持ちがあるだろう。私が助けなきゃ、と言う気持ちが。

なのに、いざ、純が闘おうとすると、母は純の味方をしてくれない。
むしろ責め立てる。今日みたいに。
純のやり方は、確かに正しくないことも多いんだけども、だからといって、正しくないと言うことを教え導いてくれる人はいない。
あの家族の中で、純は、育んでもらえてない。
母親は、純に頼っているが、信頼はしていない。
都合良く、自分の味方である、と言うことを「信じている」だけ。
父親は純を恐れ、排除したいと思ってる。自分が傷つけられるから。

物語は純と父との対立の間に母がはいっているように見せているけれど
実際の関係は、父と母の対立の間に、純がはいっているんだと思う。
父と母の関係の問題を、純が、背負ってる。

それでも「今日だって、家族に酷いこと言っちゃった」と泣く純は、心底、そう思っているのだろうと、哀しく、苦しく、泣けた。怖かった。

まあ、流し見だから、詳しい話は知らないんだけどねてへぺろ(あんまりちゃんと台詞を耳に入れてないのよ……)

ところで、何週か前にみた、あのホテルでアロハ来て働くもこみちの顔が、ものすーく「無」で「虚無」で、それは、あの役をかなり表現していて、でも、もこみちって割合顔が虚無だから、偶然なのか、役づくりなのかよくわからないんだけど、もこみち史上最高にあってる役なんじゃないだろうか。あの、兄。
軽薄で、うっすっぺらくて、いい加減、と言う仮面をかぶった、虚無。

永山けんとの例もあるし、もこみち、この役でいい役者になるといいよね。