だけど、「卵子の高齢化」と発表にする事が、何らかの差別を産むかも、と、口をつぐむのはやめてほしい。
もちろん、差別はうむと思う。
笑いながら「35すぎると羊水って腐ってくるんやって。ほんまやって!」という若い女の子も、「早く産まないと産めなくなるよ」と軽く口にするおっさんも、実際にいるわけだし。
ただ、この先、この情報を知っておく事で、「高齢化に寄る不妊問題」を回避できる世代がいる以上、周知が最優先だと私は思ってる。
仕事を選んだら子供を産めない、子供を選んだらキャリアを積めない、というのなら、尚更。それが不可能な制度やシステム、そして邪魔する意識に対して問題提議を。
子供が欲しいけど産めなくて、妊娠率が下がる、と言う35歳にさしかかり、そして実際「卵子の劣化」を扱ったドキュメンタリーを見ながら、傷つき、泣いてしまった私でも、そう思う。
仕事を頑張れば20代は過ぎ、子供を産めば仕事が出来ない。
そんな二者択一を迫られて、制度のバックアップもなくて
なおかつ、そんな大事な選択をゆっくり考える暇もない。
悲しくて、泣いたね。
泣いたけど、だからこそ、次の世代が、それをふまえたキャリアの積み方を考えなきゃいけないんだ、と思った。
差別があるかも、と黙ってほしくない。
不妊治療こそしてないけど、子供が欲しいけどいない、と言う状態の35歳女である私は、この問題に関して気を使われる立場にあるんじゃないかなーと思うんだけど、「傷つけるかも」なんて思って黙ってほしくない。
そんな事で傷ついたりしない。いやあ、傷つくけど
「そんなに度量は狭くねえ」
と、どしっと立っていたいです。
それで、若い人の事を、考えたい。
