とりあえず、お母さんが花束を受け取るところはみた。
歩いてくる内村を見つけたらしいお母さんも、そしてそのお母さんの手に
彼女か!と突っ込みたくなるくらい可愛いお守りが握られているところも、見た。
しかし依然として、内村が客席にいるお母さんに花束を投げるシーンは見られていない。
表彰台を降りて、客席のお母さんを確認し、互いに近寄り、ガッツポーズをしつつ華麗に、しかし照れくさそうに花束を投げ、受け取ったお母さんを見て、少しはにかみ、手を挙げて去っていく内村、を、私はまだ見ていない。
あ、ごめん。少し盛ったかも。だって見てないから。ごめん。
色んな人が情報をくれたのだが、残念ながら一番放送の確率が高かったと思われる昨日日中のワイドショーは見られずじまいで、夜のZEROに欠けよう、と思ったのに、何故かその時間は、夫に
「松本薫は、いかに攻め、戦い、金メダルを取っていったか」
「ネクスト・ジュードーカズ・スクエアに立つ、松本薫と、とっちゃんぼうやみたいな園田コーチ」を見せており、気づけば、放送時間はとうに過ぎていた。
いや、しかし、N.J.Sに立つ松本薫は、ああやって動かずにいられないほど緊張しているのだろうし、その戦闘モードに似合わず口元は「大丈夫、大丈夫」とつぶやいていて(あの日、これを確認したときは、そこで泣いた)、さぞや返されるのも怖いだろうに、始終攻め込み、結果1本勝ちは一つもない物の、技ありをとった後も最後まで相手に襲いかかり、そこに一本への強い執着が見え、結果的にこういう柔道が勝つというのは、素晴らしいことだなあ、とあらため思った。
あれ。何の話だ。
ちなみに、外国人選手同士の試合は、面白い試合が多いよ。技の掛け合い、組合、取っ組み合い、面白いよ。
そんなわけで、内村の花はまだ見られていません。
期待が高まりすぎていて、いまちょっと、この感情から距離を置かなきゃ行けないところまで来ている気がする。
