「細かくいろんな技術と動きを、優雅で軽やかな音楽の中で、でも全体的なプログラムの印象は動」
というのが、私の浅田真央のシェヘラザード感。
私のイメージは、夜を往く人。良いときの演技は、会場全体が夜になるような
きらきらっと星が光って(実際、音できらっ☆がはいっている事だし)
降るような流れ星があって(ここが早い)でも、全体的に流れているのは天の川だからどっしりと優雅。
まあ、そういう痛い妄想はおいておいたとしても、結構細かい動きが入っているから遅れたり、少しでも重かったりするととたんに緩慢な印象のプログラムになっちゃうように思います。
ベリーダンスにあるような「曲げて、伸ばす」「落として、伸ばす」と言う動きは、結構うまい下手があるし、浅田選手のそれは実は結構気になっていたんだけど、音に合わせるためにさらっと流す、ように見えるときがあって「よく動いている」時は良いんだけどそうじゃないときは「だるそう」。
くいっくいっという腕や首の動きは止めが入らないときれいじゃないんだけど、遅れたら、止めがきちんと入らないから流しているようにしかみえない。
この辺りが、私はシェヘラザードが難しいなーと思う理由です。
「細かくいろんな技術と動きを、優雅で軽やかな音楽の中で」自体は彼女が得意とする動きだし
一方で細かくいろんな技術と動きを激しい音の中で、素早く、と言うのはここ何年も彼女が挑戦してそれなりに見せてきたものでもあるし、そういうものとは、ちょっと、違うものだなあ、と思って、私はあのプログラム好きなんですけどね。
