【とりとめない話】【ラン・オールナイト】【エド・ハリス】
先日観てきた「ラン・オールナイト」とても面白かった。私はリアム大好きっ子だが、今回はエド・ハリスにも注目なのである。
今作のエドはニューヨークのマフィア的な組織のボスである。なんとも違和感がない。それはなぜかと考えてみるに、「ステート・オブ・グレース」と「ヒストリー・オブ・バイオレンス」を観ているからだと思われる。
「ステート・オブ・グレース」ではギャングを束ねるボスで、ゲーリー・オールドマンの兄役。弟を手にかけなければならなくなり、仲間のショーン・ペンから恨みを買うような役だった。
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」では、別人として生きようとしているヴィゴ・モーテンセンを追いかけてくる組織のボスだった。
そんなこともありつつ、「ラン・オールナイト」では息子が殺されて、仲間のリアムを追うことになるっていうそういうやつなんだけど、「昔を覚えているか?」みたいな話をリアムとエドがする場面がいくつかあって、その時に私の脳裏になぜか「ステート〜〜」や「ヒストリー〜〜」が浮かび、昔を知っている気持ちになるという、とても困った相乗効果が発生し、なんだかじんわりきてしまったのでした。
ちなみにエド・ハリスって、その他にも「ザ・ロック」、「スノーピアサー」でもカリスマ性のあるよくわからん組織のボス役だったし、まあ今作でも間違いない役だった、というわけですね。

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