沼河比売 8
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すると、沼河比売が、家の中からこんな意味の歌を返しました。
八千矛神さま。私は、しおれた草のような女です。
私の心は、ふらふら飛ぶ水鳥のようです。
今は、自分のことしか考えていない鳥ですが、いずれはあなたの鳥になりましょう。
だから、鳥を殺さないでください。
緑の山に日が沈むと、真っ暗な夜がやってきます。
夜になったら、朝日のようにやってきて、白い腕で私の体をやさしく抱いてください。
そして、私の手をしっかりにぎってください。
