20年くらい鎌倉彫のおけいこを続けていた。
オリジナリティはなくてもゆっくり丁寧に作業すれば塗りでたいていなんとかなる、たいそう母に合った趣味だった(本人の弁)。
その間に作ったたくさんのお盆や小皿、大作の重箱など作品の数々のうちいちばん気に入っていたものはここ何年も手つかずのまましまい込まれている。
暮れにふと思い立って探しだし、元旦に懐石盆を使ってみた。

あやうくみんなかびちゃうところだった。
本人ももったいないのとめんどうなのとで正月くらいにしか使おうとしなかった。
これからは実家においたまま出来る範囲で日の目を見させてしまおうと思う。
趣味ちがいすぎるのでたぶん母好みのやり方にはならないと思うけどね
母のことを語る
