『裏切りのサーカス』今日観た映画(DVD)に3行コメント!の続き
書きたいことをいっぱい思いついてしまって、あちらは先着3名みたいになってしまったのであらためて。
・もとより文字の世界で大好きだったものの映像化には少なからず葛藤があって最悪何年にもわたって観たことを後悔したりするんだけど(例:指輪物語)、これはまるで小説を読むように最後まで観た。
・原作との距離感はちょうど原書でよんだものを翻訳家の言葉で読み直すみたいな、その翻訳がしっくりきたみたいな。
・キャストの大半がなんとなく描いていたそのままの姿をして現れた。とりわけピーター・ギラム、ジム・プリドー。
・あの人だけはリアルキム・フィルビーを思い描いていたのでちょっと驚いたけれどとても映画的で得心がいく。それに30年近く前のもうひとつの映画を思い出させるし!
・唯一、わたくしの中で曖昧な顔の存在だったジョージ・スマイリーについにひとつの顔が与えられてしまったけどこの顔なら文句はない。ただなんとなく漠然とスマイリーとカーラは一人二役的な感じを持っていたのは、なくなったかな。
・ライターはこんな形だったのね、の他に新旧の眼鏡とかコントロールの執務室のユニオンジャックブルドッグとか隠れ家の壁紙とか次はそういうところだけ舐めるように見たい。
・コントロール素敵。やだもう。
・ライターを巡る物語では突然語り始めるスマイリーに引き込まれた。三部作全体の核。
・カフェで裏切られる場面が完璧にかっこいい。全部のカットに視線がある。
・ほんとうに唯一ああ…と思ったのは首を折るのでなかったこと。事前に関連する場面がなかったので予想はしていた。首を折る方が動物的であり愛の行為でさるように思える。復讐と所有欲と安楽死。
・あと2作も映画化されるのかしら。3作目は楽しみだけどスクールボーイ閣下は、うーん、いつものようにちょっと葛藤しそう。
