ラルク [長文] [ニーズを考慮することなく投下]
5月31日 Waikiki Shell, Honolulu, WTファイナルライヴ
・日比谷野音によく似た会場。ステージ後方が貝殻を模したアーチ型になっていてなにやらヴィーナスの誕生っぽい。座席2000ちょい+芝生席。
・すさまじく音が悪い。学園祭みたい。
・獰猛に突っ込むヴォーカル、内に籠ったギター、自分の仕事をこなすドラム。てつやさんは複雑なベースラインを乱れもせずに弾きながら全神経を演奏ではなくステージ上のメンバーに向けている。一歩間違ったらばらばらになりそうなのをそれぞれが楽曲の力に繋がることで踏みとどまる感じ。
・FC中心の客はみな羊のように従順。跳べと言われれば跳び歌えと言われれば歌う。わたくしはその空気がむしろいたたまれず。
・日産USJ国立の後だとステージがまじ狭い(比喩じゃなく)。左右も花道などなく行き止りだし。ハイドさんがまめに左右に動くとそれだけでてつやさんは完全に足止め。
・そんな中でとても珍しい光景を見た。下手端にいたハイドさんが戻ろうとするのをセンターで確認したてつやさんが機先を制して決然と上手に行った。それでハイドさんはセンターで止まり、まったく動かなかったけんちゃんが空いた下手に動いた。国立2日目上手側で嘆いていたてつやファンがたくさんいたのをてつやさん知ってるな…と思った。
・ぎりぎりの空回り感はずっと続いてアンコール明けのあなたで最高潮。でもそのまま突入したwinter fallでなにかが変わった。1曲の中でライヴ空間が立ち上がっていく。4人の足し算より大きなラルクアンシエルを見た。
・ホノルル市長乱入からのラルクの日制定はてつやさんタイム。横でなんとなくうろうろもじもじする他メンバー。当事者意識の含有量はh>k>>>>y。ゆきひろさんときたらふらふら離れて行っちゃって記念撮影になって慌てて呼び戻される。
・虹でいったんライヴを終えたあと、もう1曲、ラルクの日に逝ってしまった仲間のために、というハイドさんの言葉は途切れ途切れに絞り出すよう。
・Bye byeのてつやさんは感情を抑えすっと背を向け天を仰いで息を整えてからこちらを向いて平常心でコーラスする、ハイドさんの様子を伺う、顔を歪めてはまたすっと背を向け、こちらを向くときは平常心のコーラス、の繰り返し。そのあいだもベースは乱れることなく。
・短かくバナナ投げして静かに捌ける。抑えている分いっそう生々しい悲嘆に晒されて呆然とするわたくし。
quadratus (★)のことを語る
