id:quadratus は
想像で語る天国のことを語る

金糸まばゆい臥壯の上に、
向かい合わせでゆったりと手足伸ばせば、
永遠の若さを享けたお小姓たちがお酌に廻る、
手に手に高坏、水差し、汲みたての盃ささげて。
この酒はいくら飲んでも頭が痛んだり、酔って性根を失くしたりせぬ。
そのうえ果物は好みに任せ。
鳥の肉など望み次第。
目すずしい処女妻は、
そっと隠れた真珠さながら。

コーラン56章 井筒俊彦訳