ぼくの住んでいる梅雨明けは7月21日らしい。梅雨明けは何かの到来とともに来るのだとか思っていたんですが、夏休みだった。
どうでもいいんですが、断固として読み書きを覚えようとしない5歳の甥を見ると、自分が重なって嫌になる。ぼくは小中高と夏休みの宿題をやらない子供だった。最後の日に絶対怒られるのだけやって、あとは時効消滅になるのを待っている子供だった。
今も結構そういうところがあって、やらなきゃいけないことを早くできた試しがない。やる気のメカニズムともいうべき、これは一体何なんだろうなと考えていたら、仕事であれ勉強であれ、物事は「自分にはできる」という自信がないとできないもんなんだろうなと思った。
自転車の乗り方と同じなんだ。なので、急がば回れ。怒っても仕方がない。やって見せて、できた!できた!できるだろ!と言ってあげるしかない。
やる気のなさの正体とは、実は不安や恐怖なのだ。その逆は「自分にはできるっていう自信を持つことだ」という他人ごとでない切実な話でした。
ひとりごとのことを語る
