前々から気になっていたエンニオ・モリコーネのライブコンサートアルバムをポチってしまった。1050円で20曲入り。
エンニオ・モリコーネさんは知る人ぞ知るイタリア人の映画音楽作曲家で、コアなファンが多くて、ものすごく多くのアルバムが出ててびっくりしました。
この人はもう結構な歳(80歳くらい)で、ぼくは悪趣味な映画が嫌いで観ない!とか公言しているんですが、タランティーノの最新作『ヘイトフル・エイト』とかでアカデミー音楽賞を取っていたり、色々すごいです(この他にも騙されて作った映画音楽が結構あるみたいです)。
映画監督を目指していた学生の頃、リストを作って、名作映画を観ていたんですが、エンニオ・モリコーネさんの音楽がついた作品は『ニューシネマパラダイス』、『マレーナ』、『海の上のピアニスト』を筆頭に若いぼくの感性からは外れていた気がします。
しかし、『アンタッチャブル』、『死刑台のエレベーター』(これはマイルス・デイヴィスが吹いてて超クールです)、『ワンス・アポン・イン・アメリカ』もそうだったのかと知って、買ってみました。
思った通り、お洒落で、格好よくて、泣かせます。思わずドライブに行きたくなります。しかし、この人の音楽の頂点は、やはりイタリア人監督の泣かせる映画の音楽なんだろうな。実際に合ってるし、すごいのだ。
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