スバルを買って来ました。
わりに廃車寸前の車ばかり乗り継いできた人なので、マトモな車選びは初めて心底疲れました。
新型のスバルは結構外車にも勝てる普遍的な美しさと内装の豪華さを持っているんですが、
値段が1/3くらいになる中古車は「何も付いていないスバルが欲しい」という
長年のぼくの夢をことごとく打ち壊すくらい本当に何も付いていませんでした。
その何も付いてなさは、わりに言語にするのが不可能なくらいの壮絶さで、
わりに孤独慣れしているぼくの人生の中でも一、二を争うくらい破壊的でした。
「この車で毎日仕事に出かけたら、どんなに愉しいだろう」
と今テレビで流れているドリカムの曲のCMを真逆にできるくらい孤独でした。
本当に何も付いていないスバルは、本当に何も付いていないのだ。

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