寒い日はカレースープにかぎると朝作り置きをしてたスープが、帰って来たら、カレーになってた。
たぶんルーを入れ過ぎた。でも人生丸もうけだ。
どうでもいいんだけれど、マカオのおでんは本格派カレー風味だ。
冬の夕暮れを過ぎると、どこからともなくチャキチャキと音が聞こえてくる。
それはおでん屋台の音で、ハサミを使って、豚や牛の臓物を刻んでいるのだ。
お鍋の中を覗くと、スパイシーなカレー汁の中で、モツや肉団子やつみれや大根などがぐつぐつ煮込まれている。
で、老若男女が列をなしているという風なのであります。
本当言えば、彼らは別に冬でなくっても、カレーおでんを食べている。
スピッツの『フェイクファー』のジャケットの女の子が持ってるカップに串を入れて。
で味はと言うと、あまり美味しくない。本格派カレーを名乗るようにルーからこだわってるため、
出汁の深みより、ターメリックの香りを大事にしてるのだ。つまり粉っぽいってことだけど。
でも、まあそんなこともマカオの1920-30年代に建てられた古くて朽ちかけた街の中で、
食べていると、それはそれで悪くない気がしてくるのだ。
ちなみに香港とかマカオに長く滞在してると、自分の排泄物も確実にカレー風味になってくる。
さらに屋台や古い街を歩いてると漂ってくる微かなカレーのような空気は、
実はあまり発達してない下水道または生活排水溝からの匂いなのだと気づくのであります。
(んなことより飯喰わなくっちゃ!!)
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