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自分(id:happysweet55)のことを語る

サミュエル•ベケットの『ゴドーを待ちながら』。
たぶん読んだのは、大学三回生の「演劇論」の授業以来。
内容以上に、この戯曲を読んでた大学の校舎について色々書いてたら、
その授業を受けてた21歳の頃の自分の心の震えや窓の外に広がってた
京都の街並み、11月の空の色について隅々まで鮮明に覚えてて、もし
ぼくがそれについて、うまく書けたならば、そっちのほうが格段に面
白いのになあと思いながら、読んだ。ま、ベケット曰く、この劇の不
毛さとは「観客に待つことの苦悩」を一緒に味わって貰うためにある
ものらしいからね。待ってても、ゴドー(救済者)は来ないのだ。そ
れなのに、明日も、明後日も、ぼくらはみんなゴドーを待ってるのだ。
その可笑しさ•やるせなさについて、おそらくベケットは意図的に皮肉
って書いて見せたんだろう。