何もする気が起きないくらい疲れてるので元気を出そうと、
前から気になっていたトラックのおっさんや工場労働者の人らが
愛用する近所の高速道路入り口の中華料理屋さんへ行った。
こういう店は大当たりか、大外れのどっちかだ。入るなり、面食う。
き、汚い。カウンターの奥のメニューも下手すぎて、
ちゃんと読めない。。頑張って、中華飯とラーメンを注文。
調理人は仙人みたいな髭生やした初老のおじちゃんで、ウェイトレスはその奥さん。
パンチパーマでエプロン姿の笑顔の素敵なおばちゃんだ。
テレビを見るジャージ姿のおっちゃんと40代の仕事帰りの
サラリーマン2人と連れの元ヤンキーっぽいお姉ちゃん。
外は結構寒くて、お店の中には演歌が小さな音でかかってる。
絵に描いたような昔ながらの中華料理屋さんだ。
注文から三分も経たないで、テーブルの上に料理が並ぶ。
この時点で、ぼくにはもう答えは分かっていた。
当たりだ。これは大当たりだ。
じーんと来るくらい美味しいラーメンだった。
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