明日はクリスマスなんだな。ぼくは1年で最も日本的に俗な日に1ミリも興味はないんですが、ヨーロッパで過ごしたクリスマスイブは本当にすごかったなと思い出す。夜9時ぐらいに街中の教会の鐘が打ち鳴らされるのだ。それがどのくらい凄いかというと、除夜の鐘を20分ぐらいに凝縮したぐらい圧倒的な迫力で街中が鐘の音で包まれるのだ。粉雪が舞っているフランクフルトでぼくはその体験をしたんだけれども、まるで映画の主人公のように待ってる人を目指して走り出したくなる気分になった。で、あれは日本でいう「ゆく年、くる年」の除夜の鐘だったんだなと本当に思う。翌日のクリスマスって本当に元旦みたいな感じだった。というわけで、本当にホーリー・デイ!なわけです。だから七面鳥の丸焼きやグレイヴィやケーキとかは日本でいうお節料理みたいなもんだし、クリスマスプレゼントはお年玉なんだと思う。ぼくは奥さんや子供が出来たら、我々日本人がいかに西洋の神聖なる日を冒涜しているかを説きたい。「ほら、こんなに何もしてないんだぞ」と本場のクリスマスを一度見せてあげたい。
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