会社勤めだった頃、社宅に帰っても仕事のことが頭を離れなくてしだいに眠れなくなっていった。
実験方法が浮かばない、特許をかけない、報告書が終わらない、サンプルがつくれない…
家と社宅の往復歩きで、まったく頭の切り替えができなかった。
なにかしないと切り替えができないことは高校時代の苦しさからわかっていたので
大学院生のときはわざわざ乗り換えが必要なところに住んだ。
地下鉄1本のほうが楽なのはわかってても、研究室と家が1本で結ばれてるような気がして嫌だった。
乗り換えがあればそこで頭を切り換えられるし、ダメなら寄り道もしやすかった。
なにかにつけてきりかえがへたくそなので気分転換ができなかった。
現実逃避もしすぎは責任感のなさにつながるけど、適度な逃げは精神衛生上ひつようだとおもう。
あ、いきづまったなと思ったらその日くらい逃げたって良かったんだ。
長い目で見れば1週間成果が出せなくても(怒られるけど)クビになるわけじゃないし会社には影響ない。
成果が出ないと困るのは自分よりも上司なのに、今からこのくらいできないようでは今後どうする、と自分を追い詰めていた
…ように思う。
その追い詰めが結局ロード・オブ・退職になってしまったわけだけど。
で、今は30歳病になってあせりを感じている。あせっても仕方ないんだけどね~
はちのことを語る
