『スノーピアサー』
以下ネタバレ
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終盤でクロノールの役割が、
ドラッグ-->爆弾
というところでナムグンの発言により一応カーティスが「ラリってるなこいつ」的なことを匂わせる台詞を吐いていて、要所要所にそういうカットが入っていたんだが、んでそこからのあのラストなんだけども、どうもこう半端感が拭えないというか、途中のそういうカットが、
1.「アジア的な情緒過多」と、2.「こんなん見えるわけねえからまあ幻覚みてるな」
という二つの思いが頭に去来して、昨今のハリウッド的過剰を刷り込まれたせいかずいぶんあっさりした味わいだったので1.を選択してしまっていたので、終盤のカーティスの「何ラリってんだ」もさらりとしすぎて、最後に外へ出た後も、「うんまあそういうのもあるよね」という別段なにも感慨がない感じになってしまった。
今思い返して、鑑賞中に頭のなかで2.を選択していたら、ずいぶんとラストの印象が違ったのではないかなと思う。「やべえよ幻覚見えてるおやじさんの言うことを信じちゃいけないよ外に出ちゃダメー」みたいな興奮があったかもしれない。最後にクロノールの役割がドラッグ-->爆弾-->ドラッグに戻って、やっぱりおやじさんの幻覚で何もない凍てつく大地、っていうオチを期待させといて、ああ、シロクマさんが!!-->感動みたいな。まあそうはいってもあの状況でどうやって今後生活していくんだっていう気もするが……。
どうも昔からアジア映画のというか、他の国の映画でもそうだけどどうにも叙情的すぎるような演出の映画が苦手なのでそういう微妙な表現に出くわすと「うーん情緒がすぎるな」という考えが頭を占拠してしまって色々見落としてしまう。
ということで、僕の中であのラストは「爆発の名残で発散したクロノールによって引き起こされたヨナの幻覚オチ」ということで納得している。
