「Zアイランド」観了。
2015年邦画。ゾンビ:音に反応。ウイルス由来。噛まれて感染してのろのろ歩くが、ドラッグ常用者は走る。しかし……
○良かった所
・舞台の島のロケーションはとても良い
・サスマタが登場。これだけでもゾンビ映画を日本で作った意味があったね(いや、ない)
・窪塚洋介はこんな映画でも目をキラキラさせててホントすごい
・鶴見辰吾に「リンカーン/秘密の書」的な二刀流ハンドアックスを持たせたのは良かった
○良くなかった所
・ゾンビ映画は大きく二つに大別できる?ウイルス由来のゾンビは噛まれて感染&のろのろ歩く?化学薬品由来のゾンビは走る? 正気か。
・コメディ要素が、よしもと芸人の登場と、漫才風のボケツッコミ会話劇。
・面白漫才会話劇なのに、掛け合いが切ない。気まずい。恥ずかしい。
・会話劇なのに、芸能生活30周年 哀川翔の滑舌が結構心配。
・「あっトラックがない!」「これは盗まれたトラックじゃないか?」など、観客の知能が疑われているのかもしれない説明的なセリフ。
・ゆっくり歩くゾンビと動きが速いゾンビを両方使おうというアイデア自体は悪くないんだが、その境界が不明瞭。小走りくらいの人が多すぎて、この島ではどんだけドラッグが流行ってたんだと思うし、よしんば全力疾走する男性ゾンビのみドラッグ常用ですよ、という話だとしても、それまでよたよた歩いてたゾンビの個体がカットが切り替わった途端に全力疾走しだすのはまったく納得出来ない。
・要はアクションの都合に合わせて歩かせたり走らせたりして便利使いしているだけ。
・ほとんどの格闘アクションにスローモーションがあり、そのスローモーションで格闘の粗が目立つという悪循環。
まとめますと、絶望的に寒い会話シーンの一部で解説されたゾンビの設定がブレブレになってしまうアクションがほとんどスローモーションで余計に粗が目立ってつらい、という感じです。
なんとなく「ゾンビランド」「ゾンビ革命」「ドーン・オブ・ザ・デッド(リメイク)」「ランド・オブ・ザ・デッド」あたりへの目配せを感じたけど、ゾンビ映画ってこんな感じでしょう?という事にこだわる前にゾンビにこだわりなさいよって思う。
