[何報告]
昨日の昼時、昼食を取るために会社の外に出ると急に雨足が強まって、散々だなと思いつつ傘もなかったのでそのまま近くの弁当屋まで歩いたのだけど、あまりにベタな心情描写を演出されたような具合が妙に滑稽だったり、頭を叩く雨粒も思いのほか心地よかったりで、街灯に絡まって雨雲に挨拶するほどではないけれど、弁当屋につくまでにはベタな心情描写がまるで的外れだとはね返せるくらいには上機嫌になった。きっと無慈悲なだけの青空にさらされていたら、人の気も知らないで、と嘯いていたんじゃなかろうか。それはそれとして、今朝早起きをして雲ひとつない青空の下を散歩に出る気になったのは、昨晩の平素より水道代がだいぶ高くついた風呂に浸かったからかもしれない。か、どうかはともかく、気分も機嫌も酸塩基滴定のようなちょっとしたキッカケで簡単に色を変えるらしい、という当たり前のことを久しぶりに思い出した、気がした。感情を無理やりフラットに保とうとしていたここ数週間に比べれば、この一両日の不安定さはいくぶん具合が宜しいように思います。
残業(トナカイ)のことを語る
