id:discordance
残業(トナカイ)のことを語る

スウィングオブザデッド、観了。
2012年アメリカ。原題:THE BATTERY
ゾンビ:のろい、弱い、力ない、喋らない。よいゾンビでした。

野球チームでバッテリーを組むおっさん二人がゾンビから逃げるシャレオツロードムービー。

・ピッチャーのミッキーはやや神経質でロマンチスト。現実と向き合わずにヘッドホンで耳をふさぎ音楽に逃避してしまう。キャッチャーのベンはタフなリアリスト。ミッキーを励まし叱りなだめてマネジメントする。
・この設定で非コメディを貫いたのは正直えらいと思う。
・しかし、低予算も相まって起伏が少ない平板な印象。
・音楽の使い方にかなり気を使っていてそれぞれのシーンではよいのだけど、多用しすぎ。曲によっては2コーラスくらい平気で流れて、それをバックに綺麗な映像やキャッチボールに勤しむおっさんを見ている分には楽しかったりするけど、曲がかかる度にストーリーは停滞してしまう。これが平板な印象の一因でもある。
・あれここまでゾンビのこと何も書いてない
・力ない弱いゾンビの設定と、生存者にできること、平板な物語上で起きうることのリアリティラインのバランスはとてもよかったです。

色々書きましたが、この映画大好きです。惜しむらくは楽曲をもう1〜2曲減らして10分くらい縮めて欲しかったな。